野球のピッチャーの練習ってありきたりで何をしていいかわからないという方が多いと思います。

ピッチャーに必要な要素はたくさんありますが、ピッチング一番の基本になるのは肩の動きです。

そこで肩の動きを上達させるようなトレーニング方法を紹介します。

1.なぜ肩を鍛える必要があるのか?

野球の投げるという動作は必ず肩を使います。

肩をあるていど鍛えれば自然と遠投も遠くに投げることができるようになるし、球速もアップし、上達します。

肩を鍛えることによって、野球肩などのけがを防ぐことにもつながります。

肩を鍛える重要性を知って効率よく肩を鍛えるようにしましょう。

2.肩を鍛える前に

肩の筋肉は一度つけてしまうと柔軟性をつけることに苦労します。

そこでまず肩甲骨を柔らかくしてから鍛えるようにしましょう。

肩甲骨を柔らかくするには肩甲骨を動かすことしか方法はありません。

肩甲骨をくっつけたり離したりして柔らかくしましょう。

3.肩を鍛える点での注意

肩を鍛えていくのですがやってはいけないことが1つだけあります。

それはボディビルのように大きくて固い筋肉をつけることです。

本来、野球選手は筋肉でムキムキになってはいけないのです。

理由は必要ないし筋肉が邪魔になるからです。

スポンサーリンク


日本ではアウターマッスルを鍛えることに重点的で、確かに日本の選手はスリムでマッチョです。

反対にアメリカの選手はプヨプヨしています。ですがパフォーマンスがいいのはアメリカの選手です。

それはしっかりとインナーマッスルを鍛えているからです。

アメリカの野球選手で筋肉でムキムキという選手が少ないというのはここにあります。

ピッチングの動作での肩の役割は腕を振ることです。

スムーズに腕を振るためには柔らかくて小さい筋肉をつけなくてはなりません。

すなわち、インナーマッスルを鍛えることになります。ですから、肩に重い負荷をかけてトレーニングをしてはいけません。

低負荷、低回数でトレーニングします。

4.肩を鍛える方法

主に2つの方法がありますが、ここでは自宅で気軽にできる方法を紹介します。

まず、輪ゴムを3~5個つなげます。片方を利き手ではない方に持ち固定します。

もう片方を利き手でもち、肘を体につけて離れないようにします。

利き手のひじから先を体の外側に引っ張るだけで肩を鍛えることができます。

とてもかんたんで気軽にできる方法だと思うのでぜひ挑戦してみてください。

肩のトレーニングはピッチングだけでなく、守備の送球の上達にもつながってきます。

ピッチャーだけでなく野手も肩を鍛えて送球ミスを減らしていきましょう。


スポンサーリンク



スポンサーリンク