野球のピッチャーの理想はストレートだけで抑えることですが、そう簡単ではありません。
そのストレートを際立たせたり、勝負球としても使えるのが変化球です。
そこで変化球で最も一般的なカーブの投げ方とその上達方法を紹介していきたいと思います。
1.変化球の重要性
変化球はピッチングをする上で、とても重要になります。
速いストレートがあってもずっとストレートだけではタイミングが合ってしまいます。
そこに緩い変化球を投げることによってタイミングをずらすとともに的を絞らせなくする効果もあります。
2変化球の有効性
変化球は何種類あっても困りません。
たくさんあることでバッターに次はどのボールが来るのだろうと考えさせることもでき、裏をかいたりすることでバッターを打ち取れます。
球種とコースを投げ分けることができれば組み立ての幅も広がり、組み立てが楽しくなります。
3野球のカーブの投げ方
カーブの投げ方は人それぞれですが、ここではオーソドックスなものをいくつか紹介します。
1つ目の投げ方は握りはストレートと同じで、投げる時に手首を90度ひねるだけです。
簡単に聞こえますが、最初は曲がらなかったり、曲がってもコントロールが定まらなかったりと苦労します。
2つ目の投げ方はボールの縫い目に沿って指をかけ投げる時に少しだけ手首をひねる方法です。
こちらは、曲がりが大きくなりますが、スピードが極端に落ちます。
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曲がりが大きくても曲がりが早くてはいいカーブとは言えませんので注意してください。
3つ目の投げ方は岸カーブと言われる握りで、ボールの縫い目に中指と薬指をかけて手首をひねって投げます。
西武ライオンズの岸孝之投手が投げているカーブになり、こちらもとても曲がりが大きく縦に割れるようなカーブになります。
この投げ方は慣れるまでに時間がかかり、とても難しいボールです。
投げられるようになるとピッチングの幅が広がるボールの一つでもあります。
一度カーブを投げてみて、何度投げても違うと思う方は別の握りに変えたり、手首の角度を変えたりしてみてください。
カーブにも横と縦の曲がりがあってどちらも投げられるようになるとバッターを打ち取りやすくなります。
4野球の実戦での変化球
実戦登板では変化球を使う機会がとても多いです。
カウントを取るボールや、決め球にも使われます。
ですので、1つは絶対にストライクを取れる変化球を作りましょう。
ストライクを取れる変化球があることで自分のピッチングの自信にもつながります。
ピッチング練習などで多く変化球を練習するのも効果的です。
いかがでしたでしょうか?
変化球を投げることは簡単ではありません。
ぜひ、この上達方法やトレーニングを参考にして練習してみてください。
また、肘や肩、手首などにも負担がかかるのでケアを忘れないようにしましょう。
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