近年の野球はウエイトトレーニングの導入が当たり前になっています。
ウエイトトレーニングはアメリカから入ってきたもので日本でも急速に発展しました。
野球選手のための効果的なウエイトトレーニングを紹介します。
ウエイトトレーニングで野球を上達させましょう。
1.ピッチャーのウエイト
ピッチャーとバッターではウエイトトレーニングで鍛える場所が変わってきます。
ピッチャーは下半身と肩の上の部分を鍛えます。
ピッチャーは胸筋を付けると腕周りの動きが遅くなるのでベンチプレスなどの胸筋を鍛えるウエイトはやめましょう。
おすすめはスクワット、ダンベルカール、トライセプス・エクステンションです。
スクワットとは重りのついたバーベルを肩の後ろに乗せてしゃがみ込んでから起き上がります。
重さは30キロくらいから始めて、最終目標は自分の体重の2倍を持ち上げられるようにしましょう。
ダンベルカールとは両手でダンベルを持って
手のひらを正面の方向に向けてダンベルを肩のところまで持ってきてゆっくり戻します。
重りは10回出来るか出来ないかくらいを選ぶと良いでしょう。
トライセプス・エクステンションとはダンベルを持って腕を真っ直ぐ空に向かって伸ばします。
そこから肘を90度まで曲げてまた戻していきます。
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これを片手ずつ行います。
重りはこれも10回出来るか出来ないかくらいが良いでしょう。
2.バッターのウエイト
バッターに必要なウエイトトレーニングはベンチプレス、スクワット、リストカールです。
ベンチプレスは胸筋を鍛えるトレーニングです。
ベンチに仰向けで横になり、重りの付いたバーベルを胸まで落としてそこから持ち上げます。
最初の重さは20〜30キロくらいから始めて最終目標は自分の体重の1.5倍を持ち上げられるようにしましょう。
リストカールとはダンベルを持ってベンチに座り、肘を太ももに乗せてダンベルを持ち上げ、それを下ろしていきます。
重さはこれも10回出来るか出来ないかくらいが良いでしょう。
3.ウエイトはやるべき
ウエイトトレーニング導入には未だに賛否両論がありますが、小中学生で成長期の子供へ無理なウエイトは良くありませんが、高校生の時期であれば問題ないでしょう。
高校生は一番筋肉が発達する時期なので身体作りに最適です。
プロ野球選手でもウエイトを好む選手と好まない選手がいますが、野球はパワーが必要なスポーツですのでウエイトは導入すべきでしょう。
ピッチャーとバッターは鍛える場所が異なりますのでそれを理解して正しいウエイトをして上達につなげていきましょう。
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