どんなスポーツも基礎体力は必要になります。
基礎体力がなければ長い時間練習をすることができないので上達もできません。
また、野球は特に体力を使うスポーツでもあります。
そのためランニングで体力を養う必要があります。
野球選手に必要なランニングメニューを紹介します。
1.野球に必要な体力
野球に必要な体力は投手と野手によって異なります。
投手は先発すると100球近くの球を全力で投げるので、とても体力を消耗します。
そのため持久力が求められ、走り込みが非常に大切になります。
投手の練習はピッチングとランニングメニューのみといったこともあるくらい、走り込みが大事にされています。
一方の野手は持久力というよりは走ったあとにすぐ回復させる力が必要です。
ヒットを打ってセカンドベースまでいったら息が上がって次は全力で走れないといったことがないように、心肺機能を高めて短い距離を何度も走れるようにする体力が必要です。
2.投手のランニングメニュー
投手のランニングメニューで効果的なのがインターバル走です。
200メートルを全力で走り戻ってきたら、1分30秒休みます。
休みが終わったらまたすぐ200メートルを走ります。
これを繰り返します。
最初は5本くらいから始めて徐々に本数を増やして15本を目標にしましょう。
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200メートルを走る理由は全力で走れる距離だからです。
ピッチングのように全力で投げて、抑えたらベンチで休んでまた全力で投げる。
この繰り返しはインターバル走と同じなのです。
インターバル走でピッチングの持久力が身につきます。
3.野手のランニングメニュー
野手のランニングメニューはダッシュとランニングを繰り返すのが効果的です。
50メートルを全力で走って止まらずにもう50メートルをジョギングします。
ジョギングが終わったらまた全力走ります。
これを繰り返します。
これは20本を目標にして7本くらいから始めるのがいいでしょう。
野手は試合の中で全力で走ったら休むというよりはランナーに出たり、守ったりしている時は常に動き続けなければなりません。
体力を早く回復させて短い距離をたくさん走れる体力を養い必要があります。
野球は投手と野手でランニングメニューは異なりますが、それぞれ体力の使い方が変わるからです。
また、ランニングメニューは継続しなければまったく意味がありません。
体力はすぐに落ちてしまいますので、常にランニングメニューは続けなければなれません。
基礎体力をつけることが野球の上達につながりますのでランニングメニューも積極的に取り入れましょう。
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