野球選手の基礎能力で走力はかかせません。
プロ野球選手で足が遅い選手というのは聞いたことがないくらい、走力はなくてはならいものです。
どのポジションでも同じことが言えるでしょう。
今回は走力アップのトレーニング法を紹介します。
走力をアップさせて技術の上達に繋げましょう。
1.下半身の筋力アップ
走力アップのために必要なことは筋力アップと瞬発力の向上です。
野球での走力は短い距離を瞬発的に速く走ることが求められます。
そのため、下半身の筋力アップと瞬発力向上が必要になります。
まずは下半身の筋力を鍛えて基礎能力を上げる方法です。
トレーニング方法の一つ目はパービージャンプです。
パービージャンプとは直立した状態から手を地面につけて足を後ろ方向へ伸ばして腕立てをする姿勢を作ります。
その姿勢から足を身体のほうへ戻してきて、また直立になります。
これをリズムよく、連続で繰り返します。
最初は連続で10回から徐々に回数を増やして30回連続で出来るように目指しましょう。
二つ目がフロントランジというトレーニングです。
直立の状態から片足を前に出して、走る格好を作ります。
足の幅は出来る限り広くします。
そこから足を入れ替えるように反対の足を前に出して前へ進んでいきます。
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足を交互に出して走る格好を作りながら前へ進みます。
足を広げているので、後ろ足を強く蹴らなければ前へ進んでいけないので、地面を強く蹴る練習になります。
こちらのトレーニングも最初は10回から徐々に回数を増やしていき、連続で30回を目標にしましょう。
2.瞬発力向上トレーニング
続いては瞬発力向上のトレーニング方法を紹介します。
まずはS字ターンです。
カラーコーンがあればそれを5つ1メートル間隔で縦に並べていきます。
コーンがなければ帽子でも構いません。
野球ボールを代わりに使うとそれを踏んで捻挫や怪我の原因になるので硬いものはやめましょう。
1メートル間隔で縦に並んだコーンを素早くS字で走り抜けます。
この時に身体の切り返しがポイントになります。
直線ではなくS字ですので曲がるときにスピードを少し落とさなければなりません。
ただし、出来る限りスピードは落としたくないので切り返しが大切になります。
切り返すときに力を抜いて足を素早く入れ替えます。
力が入っていると素早い切り返しができません。
このトレーニングで瞬発力が身に付きます。
野球で走力は基礎能力で誰しもが必要になります。
走力は鍛えることでアップしますので、下半身の筋力アップ、瞬発力の向上をさせましょう。
走力がアップすれば野球の技術も上達するでしょう。
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