野球選手のバッティングはミート力があるかないかで大きく成績が変わり、ミートのコツをつかんでいる選手は成績も安定する傾向があります。
今回はミート力上達のコツをつかむための練習メニューを紹介します。
1.細いバットでバッティング練習
ミート力とはバットの芯にボールを当てる技術のことです。
技術が高い選手は芯に当たる確率が高く、ヒットになる確率も上がります。
芯に当てる技術を磨くのに最適な練習方法は通常よりも細いバットを使用したバッティング練習です。
細いバットはトレーニングバットとして、全体が通常のバットグリップほどの細さの物で販売されているので、そちらを使うといいでしょう。
まずは細いバットでティーバッティングです。
通常のティーバッティングと同様にパートナーにトスを上げてもらいます。
初めは当たらないかもしれませんが、練習を重ねましょう。
慣れてきたら連続早打ちに挑戦します。
10球連続で早いペースで打ち続けます。
空振りをしても気にせずに続けましょう。
この練習でミート力は着実に上がります。
細いバットが手に入らない場合はバットのグリップくらいの細長い木の棒があれば代用できます。
木の棒の場合は野球ボールでは折れてしまうので、柔らかいゴムボール等を使用しましょう。
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木の棒ではなかなかボールが遠くに飛びませんが、ここでの練習はミート力をあげることなので問題ありません。
2.コツはボールを見過ぎないこと
初めのうち、ボールを上手く打てないと、どうしても顔をボールに近づけてボールを迎えにいきがちになります。
一生懸命になりすぎ、顔をボールに近づけすぎると余計に当たらなくなります。
コツはボールと顔は適度な距離を保ち、よく見過ぎないことです。
よく見過ぎてボールに顔が近づきすぎるとボールとの距離感がわからなくなり、上手く打つことができません。
ポイントはボールをよく見過ぎないことです。
ある程度、細いバットで打てるようなると通常のバットに変えた時にミートがかなり楽に感じます。
定期的に細いバットでバッティングをすることをお勧めします。
特にバッティングの調子が崩れた時などには有効な練習方法です。
ミート力の向上は野球のバッティング上達に不可欠であり、この練習方法は効果です。
この練習を続けていくこで、ミートするコツをつかむことができるでしょう。
コツは一度掴むと体に染み込み、忘れることはありません。
コツを掴むのは容易いことではありませんが、掴んでしまえば一生の武器になるでしょう。
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