野球のバッティングで力みは大敵です。
余計な力が入っているとインコースのボールに詰まったり変化球に対応できなかったりするため、脱力をすることがバッティングの上達において大切になります。
今回は脱力の方法を紹介します。
1.力みとは
バッティングは来るボールを打ち返すため、力は必要になりますが、その力が必要なのはインパクトの瞬間だけです。
インパクト以外で余計な力が入っているとそれが力みになり、いいバッティングはできません。
インパクト以外では力を0にした脱力した状態でボールを打つ時に100の力を出すことが大切です。
特にバッティングの構えの段階から力を抜き脱力することが望ましいです。
ここからは脱力する方法を紹介します。
2.呼吸を整える
呼吸を整えることでリラックス効果があり、余計な力を抜いてくれます。
人は緊張状態の時に呼吸が早くなり、力んでしまう傾向があるため、打席に入る前に呼吸を整えて脱力します。
呼吸を整える方法は腹式呼吸です。
鼻から息を吸い、お腹に空気を溜めて口からゆっくり吐いていきます。
ポイントはゆっくり息を吐くことです。
理想は5秒かけて息を吸い、2秒息を止めて、8秒かけて吐きます。
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これを3回繰り返してから打席に入るだけでかなり力が抜け、過剰な緊張も抑えてくれるのでまさに一石二鳥です。
この腹式呼吸呼は普段から練習しましょう。
練習することで、無意識に腹式呼吸が出来るようになりさらに効果が上がるでしょう。
3.バットを小刻みに動かす
もう一つ、バッティングで余計な力を入れない方法はバットを構えた時にがっちり構えず、バットを小刻み動かすことです。
がっちり構えてバットに動きがないと、振り出す瞬間に力みが生じます。
静止しているものを動かそうとすると大きな力が必要になりますが、予め少し動いているものを動かすには小さな力で済みます。
大きな力は力みになりますので、脱力してバットを小刻みに動かすことで大切です。
プロ野球選手もほとんどがバットを小刻みに動かしながら構えています。
小刻み動かすことで余計な力を使わずに済み、またピッチャーとのタイミングを測るのにも有効なため、実践することをお勧めします。
野球は間合いのスポーツと言われます。
そのため力を使うところと力を抜くところの使い分けが重要になります。
バッティングにおいては力を入れるのはインパクトの瞬間のみでそれ以外は脱力している必要があります。
呼吸を整える、バットを小刻みに動かすこの二つがバッティングの上達につながります。
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