野球の守備を上達させるのに、一人でもできる簡単な練習が、壁当て練習です。
これは、野球をやったことのある人ならば、みなさんやったことがあるだろうと思いますが、やりかた次第では、飛躍的に守備の技術を上げることができます。
1.野球の守備に役立つ壁当ての方法
では、早速壁当ての方法を説明していきますが、まず当てる壁ですが、比較的的が広い平らな壁を選びましょう。
ボールが素直に跳ね返ってくる壁を選びます。
広い場所であれば、ちょうどピッチャーとキャッチャーの距離ほどの場所に離れ、目標になる目印などを決めます。
そして、最初はボールを投げて跳ね返ってくるボールが、真ん中に来るようにします。
このボールはあまり速いボールを投げてはいけません。
速すぎると自分の捕球姿勢に入る時間がありません。
そのボールを、真っすぐ直線的に向かって大股で歩いていき、捕球します。
歩きながらそのまま捕球するイメージです。
そうしたら、そのままボールを軽く壁に向けて投げます
少し後ろにさがり先ほどと同じ動作を繰り返します。
この練習を約20本ほど続けます。
そして今度は、投げた球が自分の左側に飛んでくるように壁にぶつけます
十分捕球体制がとれる程度のボールの速さで投げ、これもまた、直線的に進みなが捕球し、先ほどと同じように投げます。
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決して早くやる必要はありません。
壁当ての練習では、しっかりとした基本姿勢を身につけることが重要となるからです。
同じように20本繰り返したら、今度は体の右側に来るように投げますが、このとき重要なのが、ボールをとるときに、右足を前に軸足を前にして捕球するということです。
これはやってみると大変に難しいものですが、軸足を前にして捕球すれば、次に送球するのにワンステップで投げることができます。
これはかなり時間を短縮させることができます。
最初はゆっくりとした動作で行い、慣れてきたら、スピードをあげていく練習を続けていけば、自然と身についていきます。
これも同様に20本続けます。3つの練習とも、送球するときは、横から投げたり下から投げたり、色々試してみましょう。
2.壁当ての魅力
これらの練習は実践の練習というよりも、守備の基本の動作を確認して楽しみながら行いましょう。
色々な場面をイメージしながら、楽しんで練習しましょう。
ひとりで楽しく練習ができて、基本動作が身についてくれますので、ぜひお薦めしたい練習です。
私も子供の頃は暗くなるまで、壁当てをやり続けていたものです。
あなたも、これを続ければ、野球の守備の技術は格段に上達してきます。
この基本動作を習得して、全体練習のときにはみんなを驚かせてやりましょう。
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