野球のキャッチャーは、選手の中で一番大変なポジションと言われています。
暑い夏の日でも、汗をかきながら、キャッチャーマスクとプロテクター、レガースを身に着けている重い体で、動き回らなくてはいけないですし、相手のランナーや打ったボールがぶつかってしまう危険性もあるからです。
しかしそれと同時にキャッチャーは、一番魅力のあるポジションでもあるのです。
2. キャッチャーは大変なポジション
魅力のいっぱいあるキャッチャーですが、その反面、たくさん道具を身に付けて、ファーストへのカバーにも走らなければなりませんし、常に座ったままでいなければならないなど、とても厳しく、体力のいるポジションです。
またバッターの打ったボールが当たることもありますし、クロスプレーでは、ランナーと衝突する恐怖感などもあります。
そして、ピッチャーが投げて来る、様々なボールを受け止めなくてはなりません。
ピッチャーが打たれても、キャッチャーのサインが悪いと、監督に怒られることもよくある事です。
このような事から他の選手には、キャッチャーの大変さを、十分に分かってもらいたいと思います。
しかし、それだからこそキャッチャーは、プレーが上達してうまくいった時には、人一倍うれしい気持ちになるものなのです。
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1.野球のキャッチャーの魅力について
そのような、大変なポジションのキャッチャーの魅力は、何と言っても他の選手とは一人違う方向を向き、野手全体を見渡せて、選手全員に指示を出すことができるということです。
例えるならば、オーケストラの指揮者のように、選手を導くことができます。
ピッチャーはもちろんのこと、内野の守備位置、外野の守備位置までも決めることができます。
打者心理を読み取り、ピッチャーの配球を組み立て、バッターをうまく打ちとった時には、大変な満足感でしょう。
内野手にサインを送って、牽制球でランナーをアウトにした時は、とてもうれしいものです。
クロスプレーでの迫力あるプレーは、見ている観客を楽しませる、野球の一つの醍醐味でもあります。
じっと腰を下ろし何事にも我慢をし、危険なクロスプレーにも耐えるキャッチャーは、みんなから信頼されるべき人です。
そんなキャッチャーになる人間は、やはり人間的にも心優しく力持ちの人が選ばれます。
決して無駄口を叩かず、じっと何事にも我慢する心も磨かれます。
みなさんもキャッチャーになって、野球を上達していくと共に、人間的にも成長をしていきましょう。
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