野球のバッティングで長打が打てるバッターに誰もが憧れを抱きます。
長打力があると、ボールを遠くに飛ばすことができるのでホームランや二塁打、三塁打が多くなり、一本の長打で試合の流れを大きく変えることができます。
今回は長打力が身につくバッティング上達方法を紹介します。
1.なぜ長打が打てるのか
長打が打てるバッターに憧れても誰もが打てるわけではありません。
プロ野球選手で長打力があって代表的なのは横浜の筒香選手、西武の中村選手、ソフトバンクの柳田選手です。
3人とも共通しているのは身体が大きくパワーがあるということです。
長打を打つためには身体の大きさやパワーも大きく関係するので身体作りも大切になります。
ただし、身体の大きさやパワーだけではなく
最も重要なのはヘッドの使い方です。
ヘッドを上手く走らせればボールは飛んでいきます。
王貞治さんの現役時代は身体が決して大きいわけではありませんでしたが、ヘッドの使い方がうまかったので、あれだけ多くのホームランを打つことができました。
2.ロングティー
長打力をつける練習を紹介します。
ロングティーです。
プロ野球のキャンプの練習で良く取り入れられる方法です。
ティーバッティングと同じ要領ですがネットに向かって打つのではなく、ネットがないところで遠くに向かって打ちます。
出来る限り遠くに飛ばしていきます。
グランドを広く使えるのであればホームベースからホームランを目掛けて打ちましょう。
スポンサーリンク
ポイントは全身を使ってバットを振ることです。
柳田選手のように全身を使って豪快にスウィングすることでヘッドが走り、ボールが良く飛びます。
上体だけのスウィングや下半身が上手く使えていないスウィングではボールを遠くに飛ばすことができません。
バッティングマシンやピッチャーの球はスピードがあるので、ボールがバットに当たる反発である程度飛びますが、ロングティーの場合は下から力のないトスのボールを打つので全身がしっかり使えていないと飛ばないので練習になります。
ただし、この練習はオフシーズン中にやることをおすすめします。
近いうちに試合を控えている場合はあまりやるべきではありません。
というのは、全身を使ってスウィングするとどうしても大振りになってしまいます。
ヘッドを走らせるのと大振りは紙一重であり、大振りは良くありません。
コンパクトにヘッドを走らせるのが理想です。
オフシーズンにロングティーを数多くこなしてヘッドを走らせる感覚を磨き、シーズン間近で実戦の練習が始まったらピッチャーとの対戦の中で大振りを微調整してコンパクトでヘッドを走らせる感覚を身体に落とし込んでいくことが、最も効果的だと考えます。
野球のバッティングで長打を打つと試合のヒーローになれることがあります。
ヒーローに夢や憧れを抱くと思います。
憧れに近づくためにたくさん練習してバッティング上達に繋げていきましょう。
スポンサーリンク
スポンサーリンク