野球のバッティングで大切な、ミートポイントを安定させるコツは、あらかじめ自分で想定してある、ゾーンにバットを持っていくことであると言えます。
これはバッティング上達に欠かせません。
1.ミートポイントをイメージする
それには、野球の練習のときに、自分のミートポイントの場所をイメージして、ストライクゾーンの中で、6分割、中級者だと9分割くらいに区切って想定します。
よくプロ野球の解説者が、テレビでピッチャーの配球を説明する時に使うものです。
例えば、6分割の場合でしたら、インコースの高いボール、真ん中のボール、低いボール、アウトコースの高いボール、真ん中のボール、低いボールをストライクゾーンにイメージします。
9分割の場合でしたら、これに真ん中の高いボール、真ん中のボール、低いボール、これを想定して、そこにバットを持っていく練習をします。
その時に、ミートポイントはほぼすべて一定のところに置きます。
インコースだからと言って、ミートポイントを前に持っていきすぎてはいけませんし、反対にアウトコースだからと言って、ミートポイントを後ろに持って行ってもいけません。
つまり、ボールを捉える地点は、ほぼ同じところに置くイメージをしておくという事です。
ピッチャーとキャッチャーの間に、一枚の板があって、そこがインパクトゾーンになっているという感じです。
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そして実際にスウィングしますが、この板をバットで叩き割るイメージではなく、その板の場所の少し先で止めるような練習をします。
決して力んだり早く振ろうとしてはいけません。
この練習をすることで、実際のバッティングで、ミートポイントに当たる確率が上達していきます。
2.野球のバッティングで大切なミートポイントを安定させるコツ
ただ、向かってくるボールに、毎回毎回、バットを合わせに行くよりも、自分が想定しているゾーンへ、バットを持っていく練習をしていれば、だいたいそのゾーンに来たボールには、当てることはできるはずです。
当てることができても、ちゃんと前に飛ばなければ意味がありませんので、
そのとき重要になってくるのが、やはり、線でボールを捉えるというイメージです。
バットが、波を打つようなスイングをしていては、ミートポイントが安定するはずがありません。
ボールを点で捉えるよりも、線で捉える、つまり、ボールが通ってきた道と、できるだけ同じ道を通すことができれば、ミートして、遠くに飛ぶ確率は高くなります。
それには、体の動きにつられて、バットが出て来るような、滑らかな軌道を描くような、スイングでなければなりません。
力まずにリラックスして、バットをボールが来る道に通してあげましょう。
そうイメージすることで野球のバッティング技術はかなり上達するでしょう。
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