野球というスポーツにおいては、打つ、走る、守るという3つの要素があります。これらの動作は、瞬発力を必要とし、さらに瞬時に力を入れる動作が多いとされています。このような動作が多い野球では、始める前に体を温め、さらには終った後に疲れを残さないようにする、ウォーミングアップとクールダウンが大変重要なポイントとなります。

1.野球のウォーミングアップとは

では、野球を始める際のウォーミングアップに関して、その内容を説明します。
ウォーミングアップには、基本的に3つの要素を取り入れて準備を行います。

1. 準備体操

まずは準備体操として、足、腰、腕、肩を大きく動かし、関節の可動域を確認します。

例えば、足はアキレス腱やふくらはぎ、膝を入念に曲げや伸ばしをし、動きを確認します。特に野球において怪我の箇所が下半身であることが多いため、入念に行いましょう。

また、腕の場合には、肘の曲げ伸ばしが楽にできるかを確認していきます。
関節や筋肉を伸ばすことによって、体の腱が柔らかくなる効果とともに、関節の可動域を広げる効果があります。

この準備体操はゆっくりと時間をかけてやります。おおよそ20分から30分程度かけてやります。さらに、ストレッチも取り入れながら、自分の体の状況を確認していきます。

例えば、肩や足に張りがある場合には、練習メニューの変更や、休養をとるといった措置も検討するようにしましょう。特に、野球の場合は肩や肘、腰や足に張りがあると、動きもぎこちなくなり、逆に体を痛めてしまう場合もあります。もし体の部位で肩や肘、腰や足などが痛む場合には無理をしないことが必要です。

2. 野球の動きを想定した運動について

準備体操後は、野球の動きを想定した運動をします。

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例えば、片道20メートル程度の幅をとり、その間をランニングやジャンプ、守りの際に腰を落として横に進む練習、前後左右の動きの確認の確認や、腰を動かしひねる運動を行ったりします。また、半身になって後ろに下がる動きをすることで、フライトを後ろに追ってキャッチする際の動きの確認もできます。

これらの野球の動きを想定した準備運動は、ボールを追う際の基本的な動きとなりますので、しっかりと動きを確認します。この運動もゆっくりと、形を作るように心がけます。

3. キャッチボール

体が温まり、関節の可動領域も大きくなったところで、キャッチボールを実施します。
キャッチボールは、2人ペアで、最初は短い距離から次第に離れて塁間の距離、そして塁間の2倍の距離に広がり、遠投などを実施します。

キャッチボールの方法も色々とありますが、その中でもやってほしいことは、自分の投げるフォームを意識して相手へボールを投げることです。まっすぐにボールが行かない場合は、ボールと手を離す位置がずれている可能性もあり、フォームが悪いと体のバランスも崩れ、いい球を投げることができません。
キャッチボールは回数をこなせば良いというわけではなく、常に投げるフォームを意識しながら、ゆったりとした動きで、投げる動きを確認していきます。

2.クールダウンについて

準備運動を入念に実施した後、野球の練習をしますが、練習後にはきちんとクールダウンをすることが必要です。

クールダウンの利点は、翌日以降にも疲れや痛みを残さないようにできることです。さらに、このクールダウンでも体の部位に異常がないかも確認し、痛みがある部位はその後のケアの必要性を確認することができます。なお、体の部位が痛む場合には、アイシングや、湿布などを当てて措置を実施するとよいでしょう。


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