野球で必要な、ボールを投げる、ボールを取る、ボールを打つという基本的な技術的を学んでも試合になるとうまくプレーできないと言ったこともあります。

そこで大切なことは、試合の流れと基本的なルールを身につけておくことです。
ただ野球にはたくさんのルールがありますので、今回は必要最低限のルールに絞り、紹介します。

1.試合の流れについて

試合の流れについて説明します。

1. 攻守交代

2つのチームでの対戦型となり、それぞれ攻撃側、守備側でプレーをします。アウト数が3つになった時点で、攻守交代となります。

2. イニング数

少年や学童の野球の試合や、一般的な草野球の試合ではイニング数は7回までとなります。
しかしながら、高校の硬式野球、社会人野球、プロ野球においては、イニング数は9回までです。

3.勝敗の判断について

最終回のイニングを終えた時点で、1点でも多く得点をしているチームが勝利となります。

また、最終回のイニングで先行のチームが攻撃を終えた時点で、後攻のチームの点数が多い場合には、後攻の攻撃はせず、試合が終了となります。
また大量の得点差がついた時点で最終回まで行かず、途中にコールドゲームとなる場合があります。

2.基本的なルールについて

野球の基本的なルールについて紹介します。主に基本ルールから、守備、攻撃のルールについて説明します。

1.基本ルールについて

知っておくべき基本のルールは2つあります。

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1つ目は、試合を行う際には監督1名、選手9名以上が必要となり、9人が揃わない場合には試合は没収となり、相手のチームの勝ちとなります。

2つ目は、選手交代でベンチ退いた選手は、再度その試合に出場することはできません。

2.守備のルール

知っておくべき守備のルールとしては3つあります。

1つ目は、ボールを持っていない守備側の選手が、攻撃側のランナーの走塁を妨害すると、走塁妨害としてランナーの進塁が許されます。

2つ目は、攻撃が打ったボールがフェアゾーンにある場合、グローブや防具を当てると打者には3個の塁が与えられます。

3つ目はトリックプレーにも少し関係しますが、ノーアウトもしくはワンアウト満塁で、ランナーが1、2塁、もしくは満塁の場合に内野フライとなった場合、審判のインフールドフライの宣告により、打者はアウトとなります。ボールを落としても打者はアウトです。

3.打撃のルール

知っておくべき打撃のルールは3つあります。

1つ目は、バッターはバッターボックスの枠の中に両足を置いて構え、ピッチャーが投球動作に入ったらバッターボックスから外に出てはいけません。

これに関連して、バッターボックスの外へ足を置いて打つと、アウトになります。

2つ目は、バッターボックスで打球が体に触れた場合はファウル、フェアゾーンで守備側が触れる前にボールに触れた場合にはアウトとなります。

3つ目は、フェアゾーンに転がったボールが再びバットに当たった場合には、守備妨害になりアウトとなります。打った後のバットの置き方には十分注意が必要です。


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